大切な家の床の耐久性を上げ、美しく保てるフロアコーティング。これからマイホームにフロアコーティングをしたいという方も多いでしょう。この記事では、そんな方がフロアコーティングの施工計画をスムーズに立てられるよう、問い合わせから施工までの流れと、当日の流れをご紹介します。

フロアコーティング業者への問い合わせから施工までの流れ

まずは、フロアコーティング業者への問い合わせから施工までの流れを具体的に見ていきましょう。

フロアコーティング業者選び

まずは、気になるフロアコーティング業者を何社かピックアップしましょう。方法としては、インターネット検索をし、お住まいの地域にあるフロアコーティング業者を絞るのがおすすめです。ホームページでもその会社の実績を知れるので、信頼できそうなフロアコーティング業者を選びましょう。

資料請求

気になるフロアコーティング業者を何社かピックアップしたら、資料請求をしましょう。フロアコーティングに関する資料はもちろん、サンプルを送ってくれる業者もあります。また、パンフレットが充実しているかどうかも、大きな判断基準です。

見積もり依頼

資料請求した業者の中からさらに絞ったら、見積もり依頼をしましょう。このとき、1社に絞るのではなく、必ず複数社に見積もり依頼をしてください。なぜなら、同じコーティング剤を使った施工でも、業者によって金額が異なるからです。また、見積もり依頼をするときは、部屋の間取りや広さ、希望の予算を伝え、最適なフロアコーティングを施工してくれるかどうかを判断しましょう。

契約

見積もりを比較して1社に絞れたら、いよいよ契約をして、施工日を決定します。

フロアコーティング施工当日の大まかな流れ

次に、フロアコーティング施工当日の流れを見ていきましょう。

施工箇所の確認・説明

施工に入る前に、施工箇所の確認を行います。フローリングにキズやへこみがないか、部屋のドアなどの建具に問題がないかのチェックです。問題がなければ、その日の施工の流れを説明してくれます。

養生

フローリング以外のドアや壁などにコーティング剤がつかないよう、養生テープで保護をします。

洗浄・ワックス剥離

よりフローリングとコーティング剤の密着度を高めるため、フローリングについている汚れを落とします。そして、現在塗布されているワックスの剥離と洗浄を行います。施主がワックスがけをしていないという場合でも、住宅のフローリングには必ずワックスが施されているものです。そのワックスを剥離して洗浄することで、コーティング剤を綺麗に密着させられます。

傷やへこみの補修

フローリングに傷やへこみがある場合は、補修をします。また、過去の補修の痕がある場合も、フロアコーティングに影響が出てしまうため、適切な処理を施します。

下地材の塗布

いよいよコーティング作業です。コーティング剤を塗布する前に、下地材の塗布をします。下地材は、フローリングとコーティング剤の密着度を高めてくれるものです。そのため、下地材の良し悪しによってフロアコーティングの仕上がりが変わるといっても過言ではありません。綺麗に塗布ができたら、しっかり乾燥させます。

コーティング剤の塗布

下地材が乾燥したら、コーティング剤を塗布します。コーティング剤は、全体を均一な厚みで塗ることが大切です。コーティング剤の塗布の時間は、面積によっても幅がありますが、6～10時間程度が多いとされています。コーティング剤の塗布が終わったら、こちらもしっかり乾燥させます。

最終確認・養生撤去

コーティング剤が乾燥したら、最終確認です。ここでは、施工箇所に異常がないかを確認し、異常があれば修正します。最終確認で問題がなければ、そのまま養生を撤去します。

施主立ち会いのもと確認

完全に作業が完了したら、施主立ち会いのもとで確認が行われます。ここで気づいたことや疑問点があれば、遠慮なく業者の方に伝えるようにしましょう。その後、今後のフローリングの扱い方やお手入れ方法などの説明を受けたら、施工完了です。

フロアコーティング施工依頼時の注意点

フロアコーティングのクオリティ次第で、大切な家の床の綺麗さや耐久性が変わってきます。そして、決して安い費用でできるわけではありません。ここからは、そんなフロアコーティングで失敗しないために、施工依頼時の注意点を解説します。

F☆☆☆☆の取得をしているか

フロアコーティング業者を選ぶときに大きなポイントとなるのが、その業者が「F☆☆☆☆」を取得しているかどうかです。F☆☆☆☆とは、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。そのため、F☆☆☆☆を取得しているフロアコーティング業者は、信頼できるといえるでしょう。

施工前に現地調査がある

施工前に現地調査をしてくれるフロアコーティング業者は、信頼できます。電話だけで対応する業者もありますが、フローリングの状態は、実際に目で見ないとわかりません。事前に現地調査をしてくれるフロアコーティング業者なら、今のフローリングに合う、最適な施工をしてくれるでしょう。

まとめ

フロアコーティングの流れと、業者に依頼するときの注意点をご紹介しました。フロアコーティングの施工を行う会社は、数多くあります。その中から優良な業者を選ぶためにも、まずはフロアコーティングの流れを把握しておきましょう。そして、必ず複数社ピックアップして、見積もりまで出してもらってください。優良なフロアコーティング業者に依頼をすれば、大切な家のフローリングを長く美しく保てるでしょう。

【広島県】おすすめのフロアコーティング業者ランキング

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