フローリングのツヤを出したい、傷がつきにくくしたいといった理由でフロアコーティングを検討するかと思います。ではフロアコーティングにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか？小さな子どもがいる家庭やペットがいる家庭はかかる時間によっては不便を感じるかもしれません。今回はフロアコーティングにかかる時間についてご紹介します。

フロアコーティングの施工前日までの流れ

作業前日までの流れについて詳しく説明します。

業者を決めよう

まずはコーティングを行う業者を選びましょう。資料請求やサンプルを取り寄せるなどして気になる業者をしぼっていきます。業者がある程度しぼれたら、見積もり依頼を行いましょう。電話やメールで簡単に見積もりを出してもらうことも可能ですが、近くにショールームがある場合は図面を持って行くと具体的に見積もりを出してもらえるでしょう。見積もり内容や金額に納得がいく業者があれば契約に進みましょう。

現地調査をしてもらおう

作業当日前に実際に家を見てもらって現地調査を行うことが多いです。現地調査によって、予定していたコーティング剤が使えるかどうかなどをチェックしてくれます。作業が難しい場合は、コーティング剤の変更やまずは床を修繕したり張り替えを行ったりしてからコーティング作業をする、といった対処になることもあります。

なかには現地調査は行わないという業者もありますが、作業当日にトラブルになる可能性があるので、できれば契約は避けた方が賢明でしょう。

フロアコーティングの施工当日の流れ

作業本番の日の流れについて詳しく解説します。

作業する箇所を確認

作業する前に家の中をいっしょに確認し、作業内容を確認したりフローリングに傷があるところを確認したりします。立ち合いで作業内容の確認がおわったら、基本的には家主とその家族は外出して作業終了を待つことになります。

下準備

家を汚さないよう下準備を行います。家具やドア、床などに養生して汚れないようにします。また作業に邪魔な家具を移動も行います。家具は移動してくれる業者が多いですが、事前に自分で移動しておいた方がよいものがあるか確認しておくと作業がスムーズに進むでしょう。

作業

下準備がおわったら、いよいよ作業に入ります。掃除をしたり、ワックスがついていたら剝がしたりして、フロアコーティングがきれいに塗装できるように準備します。フローリングが傷ついている場合は傷が目立たないようにデコボコを埋めたり、傷により色が変わっているところは色を合わせたりといった作業が発生することも。その後は下地材を塗っていき、下地材を塗ったらコーティング剤をしっかりムラなく塗っていきます。

立ち合い

作業がおわったら立ち合いして作業が、きちんとできているかチェックします。何か気になる部分があれば立ち合いのときに質問しておきましょう。コーティング剤によって普段の掃除の仕方や注意点などが異なるのでしっかり説明を聞いておきましょう。しっかり説明を聞いておくことでコーティング剤を傷めることなく利用できるので、フローリングをきれいなまま維持しやすくなります。

フロアコーティングの施工にかかる時間

作業にかかる時間はどれくらいなのでしょうか？詳しく解説します。

数時間から数日

コーティングをする作業は3時間から4時間くらいと考えておきましょう。傷の補修が多く必要だったり、複数の部屋や広い範囲を作業したりする場合は作業時間が多く必要になるので、3時間から4時間は目安の時間として考えましょう。コーティング剤を塗布してから乾かしたり硬化させたりするまでは時間があるため、部屋を使えるようになるまでは丸一日かかります。

また気温が低かったり湿気が多かったりする時期だと、コーティング剤の硬化に時間がかかる可能性も。余裕をもって2日かかると思っておいた方がよいでしょう。

外出先を確保しておこう

数時間なら近くで暇をつぶせばよいか…と思うかもしれませんが、作業の進捗状況によってはさらに時間がかかる場合があります。家主は作業終了後の立ち合いをしなければならないので家の近くで待機する必要がありますが、小さな子どもやペットがいる場合は家主以外の家族はどこかに一泊することを考えてもよいでしょう。

せっかくコーティング剤を塗布したのに、硬化しきっていない状態で子どもやペットが動き回ると埃が舞ってしまったりコーティングに傷がついてしまったりする可能性があります。コーティング剤のにおいなども気になるかもしれないので、子どもを連れて実家に帰省する、ペットはペットホテルに宿泊するといった対処をすると、ストレスなくコーティング作業を終わらせることができるでしょう。

まとめ

フロアコーティングをしてもらうのであれば、信頼のおける業者を選びたいものです。資料を請求したり問い合わせをしたりして、よさそうな業者を選びましょう。前日までに現地確認作業がない、当時立ち合いの確認が必要ないなどという業者は、作業がいい加減な可能性があるので避けた方が無難です。コーティング作業は作業がおわるまでは３,4時間、部屋が使えるようになるまでは1日か2日かかると思っておくとよいでしょう。家具をたくさん移動する必要があった、傷の補修作業が多くあったなどで、作業時間が予定より増えてしまうと想定よりも時間がかかってしまうことも。家族が外出する日に作業してもらう、家族はどこかで一泊するなどして待ち時間がストレスにならないよう予定を組みましょう。

【広島県】おすすめのフロアコーティング業者ランキング

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